【診断あり】テニスラケットのガットの種類と選び方を徹底解説

自分に合ったガット選びはとても大切です。

ガットの素材によって飛びやすさやスピン性能、耐久性が異なりますので、

自分の筋力やプレースタイルに対応したパフォーマンスをしっかり発揮するためにはガットの特性をしっかり見て選ぶ必要があります。

私はフェイス面が小さいラケットにボールが飛びにくい種類のガットを使用していたことで、

強引に力を入れて打つようになってしまい、変な力の入れ方、悪いスイングが癖についてしまうことがありました。

逆にパフォーマンスを下げたり実力が下がって、試合で早く負けるようになったりするので、

以下の内容をしっかり把握し、ガット選びの参考にしてもらえたらと思います。

ただ、ガットの性能をすべて加味して選択するのはプロでも難しいです。

私も選ぶポイントをいくつかに厳選してガット選びをやったりしています。

おそらく選び方のポイントがたくさんありすぎて迷うことがあるかと思いますので、

目安になるガット診断を作成しました。

記事の最後にありますので、

ポイントに一通り目を通した後に診断してみてくださいね。

スポンサーリンク




選び方のポイント

ガットの太さ(ゲージ)

まずはガットの太さです。

ガットの太さは基本的に以下の5種類存在しています。

 ① 1.20mm(GOSEN表記:17)
 ② 1.25mm(GOSEN表記:16L)
 ③ 1.30mm(GOSEN表記:16)
 ④ 1.35mm(GOSEN表記:15L)
 ⑤ 1.40mm(GOSEN表記:15)

ラケットに数値や記号が表記されていますが、メーカーによって表記が違っています。

1.20と書いてあればすぐに理解できるかと思いますが、

GOSEN表記だと17や16Lと書いていますので注意が必要ですね。

ガットの太さによる打球の影響は、主に以下の①~④があります。

 ① ボールの飛びやすさ

 ② スピンをかけやすさ

 ③ 打球の安定感

 ④ ガットが切れやすさ

ガットの切れやすさは察しかと思いますが、

反発力やガットのズレ具合によっても打球に変化が生まれます。

細いガット(①~②)

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆☆
打球の安定感 ☆☆
ガットの切れやすさ ☆☆☆☆

細いガットは伸縮しやすいため反発力が強く、ボールが飛びやすい傾向があります。

細い方がボールが当たった時のガットのズレが大きくなるため、スピンはかけやすくなりますね。

もちろん細いガットの方が耐久性が低く切れやすいです。

ストローカーで細いガットを使用するのも良いですが、

ボールが飛びやすく打球に伸びを期待できるため、どちらかというとボレーヤーの方に向いています。

中くらいのガット(③)

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆
打球の安定感 ☆☆☆
ガットの切れやすさ ☆☆☆

ボールの飛びやすさ、スピンのかけやすさ、安定感のバランスが一番良いです。

サーブ、ストローク、ボレーを幅広く使用するオールラウンダーにオススメですね。

太いガット(④~⑤)

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆
打球の安定感 ☆☆☆☆
ガットの切れやすさ ☆☆

太いガットは反発力が低いためボールが飛びにくい傾向があります。

ガットのズレも少なくなり、比較的スピンはかかりにくいですが、打球をコントロールしやすく安定感が強いです。

ガットはもちろん切れにくいですね。

ボールが飛びにくいため、力の弱い方はこのタイプを避けるのが良いかと思います。

ストロークの強打でバシバシコントロールしてコースに打ちたい方はこのタイプを選んでみると良いかと思います。

素材

ガット選びにおいて素材を意識することはかなり大切です。

素材による打球への影響はとても大きいため、自分に合っていない誤った選び方をしてしまうとパフォーマンスを大きく損ねたり怪我の原因にもなります。

まず素材の種類の全体像についてですが、

大きく分けると以下に分類されます。

値段は、以下のようにかなり差があったりします。

 ナイロン 1500~3000円程度

 ポリエステル 2000~3500円程度

 ナチュラル 5000~10000円程度

シンセティック・ストリング

ナイロン(ポリアミド)

最も多く使われている素材だと言われています。

反発力が強く、柔らかい性質ものもが多いです。

摩擦や熱には強いですが、水に濡れてしまうとガットが伸びて性能が落ちやすいというデメリットがあったりします。

モノフィラメント

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆☆☆
コントロールしやすさ ☆☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆
テンションの維持力 ☆☆☆
ガットの切れやすさ ☆☆☆
値段 ☆☆

一本の太い芯に細いフィラメントを巻きつけた構造のストリングです。

太い芯で耐久性を高めています。

ポリエステルやマルチフィラメントに比べるとボールが飛びやすいです。

飛びやすい分コントロールが難しくなってしまいます。

スピンのかかりやすさはマルチフィラメントには劣りますが、十分かかりやすいですね。

ポリエステルほどではないですが、ガットの耐久性は高い方です。

ストローカーだけでなく、ボレーヤーにも向いているため、

オールラウンダーの方はモノフィラメントを使用するのが良いかと思います。

マルチフィラメント

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆☆
コントロールしやすさ ☆☆☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆☆
テンションの維持力 ☆☆☆
ガットの耐久性 ☆☆
値段 ☆☆☆

ナチュラルに近い性能を持っています。(ナチュラルの下位互換のような感じですね)

とても細い数百本の束をねじった構造になっています。

伸縮性と柔軟性をがあるためボールを掴んだ感覚がわかりやすく、コントロールしやすくスピンもかかりやすいです。

細い束の集まりであるため、ガットの耐久性はモノフィラメントやポリエステルと比べて低い傾向にあります。

また、モノフィラメントより少し値段が高めです。

ストロークやサーブでスピンをたくさんかけたい方にオススメですね。

ポリエステル

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆
コントロールしやすさ ☆☆☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆☆
テンションの維持力 ☆☆
ガットの耐久性 ☆☆☆☆
値段 ☆☆☆

一本の糸にコーティングを施したシンプルな構造のストリングです。

特に耐久性とスピン性能に優れています。

ボールのコントロールがしやすい反面、ボールはかなり飛びにくくなっています。

ガットが切れにくいですが、伸び縮み性能に欠けるためテンションを維持する力は比較的弱い傾向にあります。

力のあるストロークをバシバシ打ちたい人はこのタイプのガットが向いていますね。

ナチュラル

特徴は、以下のとおりです。

ボールの飛びやすさ ☆☆
コントロールしやすさ ☆☆☆
スピンをかけやすさ ☆☆☆☆
テンションの維持力 ☆☆☆☆
ガットの耐久性
値段 ☆☆☆☆

牛の腸から作られているガットです。

値段が5000~12000円程度とかなり高いですが、ガットの中で総合的に性能が高いです。

ナイロンやポリエステルはこのナチュラルガットの性能を目標にして開発されているようですね。

反発力やコントロール、スピン性能どれをとっても優秀ですが、特にテンションの維持力が魅力的ですね。

時間が経っても緩みが非常に少ないので、徐々にボールが飛びやすくなって力加減やスピンの調節が必要になることもありませんね。

最近はかなり改善されているようですが、ガットの耐久性は1番悪いです。

おまけに値段が高いため、かなり出費が必要になります。

お金に余裕がある人は一度ナチュラルを体験してみても良いかと思いますね。

ラケットのフェイス面積

ガットを選ぶ際はラケットのフェイス面積もチェックしておく必要があります。

面積に応じたガットの太さや素材を選択して好みに調節するのが望ましいですね。

それぞれの特徴として以下の①~④に影響します。

 ① ボールの飛びやすさ

 ② コントロールしやすさ

 ③ 振り抜きやすさ

 ④ ガットの切れやすさ

ミッドサイズ(85~95平方インチ)

ミッドサイズは一般的にフェイスが小さいです。

フェイスが小さいとボールは飛びにくくなりますので、ポリエステルのガットを使うとさらにボールが飛ばなくなり、とても強い力が必要になります。

ナチュラルやナイロン(特にモノフィラメント)のガットを使用することでボールの飛びを調節するのが良いかと思います。

ミッドプラス(96~105平方インチ)

ミッドプラスはボールの飛びやすさとコントロール性能のバランスが良いため、

自分の筋力やプレースタイルと相談して、ガットの種類を選択するのが良いですね。

以下参考に選択するのが良いかと思います。

 ・力の強い方、ストローカー

  スピンやコントロール性能が高いポリエステル

 ・力の弱い方、ボレーヤー

  ボールが飛びやすくコントロール性能も高いナイロンやナチュラル

オーバーサイズ(106~125平方インチ)

オーバーサイズは一般的に大きいラケットだと言われていますが、反発力が強くなるためボールが飛びやすくなります。

テンションを上げて飛びを抑える方法もありますが、

太めのガットを選んだり飛びにくいポリエステルを用いることで調節するのが良いかと思います。

ラケットフレームの厚さ

フレームの厚さもガット選びには重要な要素になります。

厚さに応じたガットの太さや素材を選択して好みに調節するのが望ましいですね。

特徴として以下の①と②に影響します。

 ① ボールの飛びやすさ

 ② コントロールしやすさ

フレームが薄いラケット(厚み:17~21mm)

薄いラケットはボールが飛びにくい特徴があります。

そこに太いガットを使用してしまうと、さらにボールが飛びにくくなってしまいます。

そのため、細いガットを採用したり、飛びやすい素材(ナイロン、ナチュラル)のものを選択するようにしましょう。

フレームが中くらいのラケット(厚み:22~26mm)

ボールの飛びやすさ、コントロールしやすさのバランスが良いですので、自分の筋力やプレースタイルに合ったガットに調整するようにしましょう。

以下参考に選択するのが良いかと思います。

 ・力の強い方、ストローカー

  スピンやコントロール性能が高いポリエステル

 ・力の弱い方、ボレーヤー

  ボールが飛びやすくコントロール性能も高いナイロンやナチュラル

フレームが厚いラケット(厚み:26~30mm)

厚いラケットは反発力が強く、ボールが飛びやすくなります。

そこに細いガットを使ってしまうと、ボールがかなり飛びやすくなりボールのコントロールが難しくなります。

そのため、太いガットや飛びにくい素材(ポリエステル)を採用することで調整すると良いですね。

ハイブリッドという張り方

プロ選手はハイブリッドという異なる種類のガットを縦横で使用する方法で張っていることがあります。

反発力や耐久性、スピンやコントロール性能に対して細かく対応することができます。

ポリエステルからハイブリッド、ハイブリッドからポリエステルにいきなり変更する人が多くいます。

少しめんどくさいかもしれませんが先にハイブリッドを選択してみることがおすすめです。

縦と横のガットは以下のような影響があると言われています。

 縦糸:回転量に影響

 横糸:反発力に影響

この特徴を生かしたガットの組み合わせで最も多いのが、

 縦糸:ポリエステルガット

 横糸:ナチュラル、ナイロンガット

スピン性能のある縦糸で回転力を増やし、反発力が強い横糸で飛びやすさを増やすことで、回転力と飛びやすさの両立をすることができます。

ハイブリッドでガットを張るときは、ガットの種類を変えるだけでなく張るテンションも変えるのが良いです。

縦糸に対して横糸を2ポンドほど下げると良いと言われていますね。

ガットの種類と選び方については以上になります。

ガットの購入は以下の「テニス365」がおすすめです!

国内最大のテニス専門サイト【テニス365】が運営するショップだから品揃えが充実!

ガット診断

あなたに合ったガットを診断するツールを作成しました。
1分以内で診断は完了します。(質問は全7問あります。)
 
ガット選びの参考にしてみてくださいね。
(画面を押しても切り替わらない場合はページを再読み込みしてみてください。)

以下の画面をクリックすると診断を開始します。

⇒診断開始に戻る